阪神5500系車両オブジェクト完成!!

表題の通り、阪神5500系の車両オブジェクトがついに完成しました!!

 

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BVE 阪神西大阪線 福→伝法 淀川を背にする阪神5500系

いかがでしょうか?制作を公表してからほぼ3か月が経ちました。途中、制作中断期間もあるので実際の製作期間としては2か月程度です。

前回の記事は制作過程において序盤も序盤でしたが、あれから車体のカラーも修正しました!

また、方向幕画像についてはなっしー様にご提供いただきました。この場を借りて改めて厚く御礼申し上げます。

あくまで運転席からの見え方しか意識してないんであんまりじろじろ見ないでください...挙げればきりがないほど手を抜いている箇所があります。

 

また、いくら駅舎などのオブジェクトで経験を積んできたとはいえ、やはり鉄道車両の製作は一筋縄ではいきませんね。いずれ車両オブジェクトの作り方の記事をまとめようと思います。(記事になるレベルの反省と新たな発見の連続でした)

 

今後は5500系の他列車サウンドの実装や、他のオブジェクトの置き換え作業に取り組んでまいります。西大阪線の次回更新は、来年の3月20日を予定しております。こちらのオブジェクトも同時公開します。

また、8000系タイプIVリニューアル前もこちらの5500系をベースにして制作しますので、間に合えば5500系と同時公開します。(他の作業のほうが優先度が高いので間に合うかはわかりませんが...どうしても欲しいという方がいらっしゃれば8000系単独での公開も検討します)

以前からお伝えしております通り、BVEでの使用目的、かつ非商用(当然だとは思いますが)に限り事前連絡なしで利用可能です。もしよろしければお使いください。

 

では、西大阪線の次回更新をお楽しみに!!

オブジェクト鋭意製作中!

BVE5版西大阪線の次回更新を来年春に予定しておりますが、その際に他列車を実装します。

そこで現在は使用予定のオブジェクトを制作しているところなのですが、それがこちら!

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まだ車体しかない上にドアさえ製作していませんが、我ながら結構再現できたんじゃないかと思います。ぱっと見でも阪神5500系ってわかりますよね!

ちなみにオレンジに塗り替えると9300系に見えます。多分窓枠が黒いのが原因

 

阪神電車のHP上に公開されている設計図からわかる部分はそのまま、わからなかった部分は設計図から推定して作りました。一応5500系の後期型(5505F〜5517F)を想定して作っています。細かい差異まで再現しだすとキリがないのでいつも言ってますが雰囲気重視で!気になる点があったら頑張ってxファイル手作業で編集してください。

 

また、間近で見ても違和感のないように意識しており、RailSimプラグインとしても使えるようにパーツ分けしています。そのせいでかなり時間がかかっています。それこそ実装後の微調整まで含めれば来年までかかりそうなほど...

 

では、来年春の更新をお楽しみに!

9300系もそろそろリニューアルの時期では?と思ったけど特にする必要なさそうだった

先日たまたま直特で9300系に当たったのでまあこの形式のことを考えた時、そういやもうそろそろ20年かと。製造から特に大きな改造を受けてないので、そろそろ何かしら改装される時期なのかなーなんて思ったりしましたが...

 

サービスレベルは最近までリニューアルされてた8000系と同等かそれ以上。(なのとリニューアルされたら間違いなくロングシートにされそうなので個人的に嫌だ)

ドア手動化も急行系なので必要なし。

近鉄乗り入れ車両も特に不足してるわけでもなし

8連向けの連結対応もそもそも快急の運用に入らないので不要

同じ運用に入る他形式と比較しても阪神車両としては1000系、9000系と並んでトップクラス。山陽6000系には流石に差をつけられたようですが実運用上は同レベル。(山電が無駄に高性能を追求してるだけな気もする)

IGBT-VVVFインバータ制御なので消費電力が特別多いとかでもなく、なんなら1000系と一緒。(9300系は東芝、1000系は三菱と違いはありますが)

加えて現在5500系のリニューアルと5700系による5000系の置き換えが進行中なので多分阪神電車自身に余裕がない

 

...リニューアルする理由皆無なんですよね。強いてあげるなら120km/h対応工事くらいなんじゃないですか?それでも現状8000系はまず間違いなく耐えられなさそうなので当分120km/h運転自体実施しないとは思いますが。

ということで、特にリニューアルされることもなくあと10年か長くて15年程度で8000系と一緒に姿を消しそうだなぁって思います。

架線が溶ける!!

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はい、鉄道に詳しい人なら悲鳴をあげたくなりますね。エアセクションをパンタグラフが跨ぐ形で停車するとどうなるか、ご存知の方も多いでしょう。確か2015年の夏に京浜東北線でやらかした運転士がいましたね。

そう、普通架線は2本の間で電圧が異なるため大電流が流れ、発熱し、熱で架線が溶けるという大惨事が発生します。そして画像を見ていただいたらわかるように、ドア開けているので停車中なんです。でも全く問題がない。これは一体どういうことだ...?と逆側見たら答えが見つかりました。

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まああくまで予想なんですが給電してる箇所からそんなに距離がないので電圧(電位差)も誤差レベルなのかなと。つまりそもそもエアセクションではなかったと。

もう少し詳しくご説明すると、架線2本跨ぐのがまずいのは電圧が発生し大電流が流れることによります。つまり、そもそも電圧が発生しないのなら架線2本跨いでも問題ないんです。

山電に詳しくない人は、でもそれならなんでここに架線2本あるのかって新たな疑問が生まれることでしょう。撮影場所は飾磨駅です。そしてこの電車、2番線に停車しているわけですが、2番線ってホーム出てすぐ分岐があるので、給電設備を設置するスペースが写真の場所にしかなかったんじゃないかと。

憶測がかなり入り混じった記事になりますが概ね合っていると思います。

私がBVEシナリオにかける思い ~西大阪線調整中に思ったこと~

西大阪線公開にあたって、7年間かかった言い訳弁明記事は別途公開しますが、それとは別に作業進めながら思ったことを書き残したいなぁと。

 

西大阪線の編集をしていてまず思うのは、色々変わったなぁ...と。当時の映像を見ると駅も違う、車両も今と少し違う、ダイヤも当然違う、と、当たり前ですが違うことだらけです。12年ほど前の風景だというのに、10年ひと昔とはよく言ったものです。

私はすでに物心ついた時点で阪神が好きでした。私が阪神を日常的に利用していた間にも、書ききれないほど数多くの変化がありました。20年前と全く同じ姿を残している駅なんて存在しないと思います。(それこそ改札機も変わってますから本当に存在しないでしょうね)1年違うだけで少しずつ姿が違う、それが今の阪神だと思います。阪神なんば線開業という大きな変化をこの目で見たからこそ、余計に過去の姿を懐かしく感じてしまうのでしょうが...

歴史の中で姿を消していくもの、新しく登場するものがあるのは当然です。でも、昔と変わったなぁと思うたびに少しだけ懐かしさと寂しさを感じてしまいます。だからこそ、BVEの中に、かつての姿をとどめていきたい、そんな思いが強くなりました。リアルな路線や車両を作るにはまだまだ力不足ですが、雰囲気を残して、ああこんなのだったなぁと思っていただける路線づくりをしていきたいと思ったのです。

ということで、私の公開するデータに関しては著作権を気にせずに(上書きをしないのなら)いくらでも改変していただければと思います。そうやって路線や車両の歴史をなぞっていくことができたら面白いだろうなぁと。

 

まあそんなこともあって、実質的に計画延期となっているとはいえ、LRT化を控えている吉備線を作るかどうかかなり消極的に悩んではおりますが...(YouTubeで前面展望とか調べても出てこないので、どうせ公開したところで需要もないと予測されること、そもそも過去の行いから私はJR西日本は嫌いなこと、キハ40を作るつもりも全くないので、それならなんで作ったってなりそうなこと、の3点で消極的になったのですが)

一応HPのほうで触れてますが次に作成するのが山電の網干線なのは決定済みです。これは網干線に大きな変化が起きると言ったことは全くないのですが、以下の4つの理由から網干線の作成が最も好都合だと考えたためです。

1.近所の路線なので取材しやすい

2.距離的にステップアップに最適

3.山陽ATS採用路線なので西大阪線に向けて作成していたATSプラグインを転用できる

4.山電は6000系作っとけばなんとかなる(なんなら阪神まで使える)のであとあとのシナリオ作成が楽。車両と並行して作れそうなのは網干線くらいの規模感である。

ただし、単線なので対向車とか先行列車とかちょっと厄介かも?とは思ってます。まあこれは吉備線も一緒...

 

以上次回シナリオの作成を宣言しつつ、今回の記事はこれくらいにしておきます。

 

阪神西大阪線をBve6対応するにあたって

阪神西大阪線のBveTs6対応に関して方針だけ示しておこうと思います。

 

先ほどBveTs6対応するにはどうするかの記事を書いたばかりですが、当分しません。

理由に関してはわかる方はわかると思うのですが、西大阪線で指定している車両は私が作ったものではなく、すかじゅん氏が作成されたものであるためです。マップ自体はBveTs5もBveTs6も両方対応できますし、私が何かしなくてもすかじゅん氏の阪神5311形がBveTs6対応になれば自動的に西大阪線自体がBveTs6対応路線になりますので私がわざわざ何かするようなものでもありません。一応許可をとって私がBveTs6対応の定義ファイルを用意するという方法もありますが、この程度なら公式サイトの編集方法見たら1分もかからずに対応できると思われますので、BveTs6で運転したいのであればご自分で編集していただければ十分かと考えています。

ただ、自作の阪神5500系を採用する際にはBveTs6限定にする予定です。これはATSプラグインを64bitで作成したいので、32bitアプリケーションのBveTs5では動作しないと思われるためです。(また先の話でしょうがBveTs7が公開されたとき、32bit非対応とはいかないまでも非推奨にされる可能性もあるのでやはり64bitにしたほうがいいかなぁ...と。勝手な想像ではありますけどね。)現在は特に64bitにこだわる必要もないとは思いますが、32bitのRailSim2で数えきれないほど動作の停止を味わってきた身としてはやはり64bitにしておいた方が将来的に悩まされることは少ないんじゃないかなぁと思っています。まあそもそもこの5500系いつ完成するのかさっぱりわからないレベルのものなので遠い未来の話とでも思っておいていただければ...(実は指定している5311形、向きが逆なので、やっぱ正しい向きで走る5500系も用意してこだわりたいなぁと)

シナリオをBve6対応するにはどこを編集すべきなのか

阪神西大阪線のBveTs6対応をいい加減始めるかと思ってまあまず6で読み込めるか確認しようと思ったら....そもそもシナリオが出てこないのでいったいどこを編集すればいいのか、まったくわからなかったのです。(しらみつぶしに探せばわかりますが、2,4時代とは比べ物にならないほどシナリオ関連のファイルが増えてるのでね...)

ということで、これくらいの情報ささっと検索すれば出てくると思ったんですが、見当たらなかったんですよね。いくらか調べていくと、空の車両データが公開されていて、これを使うとBve6でも読み込めるようになる...ということは、Bve6対応に当たって変更が必要なのは、車両関連だったというわけですね。

一応軽く調べた感じでは、車両ファイル(シナリオファイルから車両を指定するときに指定するファイル)のバージョンを2.00に変更すればシナリオが表示されるようにはなります。あとは変更しなくても読み込み自体は可能です。また、キー「Ats」が削除されているため、「Ats32」へと書き換える必要があるはずですが、自作の山陽ATS(阪神ATSとほぼ一緒です)の場合、「Ats32」に変更してもエラーをはいて読み込んでくれません。

また、運転台パネルとサウンドにバージョンの変更がありますが、いずれも追加されたキーに規定値があるのでわざわざ書き加える必要はなさそうです。(StopPin(速度計などの針の可動範囲を限定するか)は規定値がFalseなのでTrueに書き換えたほうがよさそうですが)

ATSプラグインはなぜキーをAts32にしても読み込めなかったのかが不明ですし、詳細がわかったところでプログラミングの知識前提になることが分かり切っているのでこちらには書きませんが、いずれ詳細が分かれば記事を書きたいと思います。

 

以上、5から6に対応する方法でした。情報として抜け落ちている点があるかもしれません。その際はご指摘いただけますと幸いです。