西大阪線、動画でご紹介いただきました。
表題の通り、クソガキ【中部・関西メインの鉄道系チャンネル】様に、西大阪線をご紹介いただきました。運転方法等の参考にぜひご覧ください。
西大阪線用に音声を収録してきました!
兵庫県の新型コロナウイルス感染者数が減少に転じつつあるようなので、「今のうち!!」と考えて、必要な音声を収録してきました。(と言っても5500系の他列車サウンドと踏切だけなのですが)
収録駅としては、西灘、石屋川、新在家の3駅です。
発車時の加速音の録音はそんなに難しくないです。出発時に放送はないので、反対方面に列車が来ないのと、風の音など余計な雑音が入らなければ、それでもうOKです。
ところが到着時になると難しい...どうしても放送がありますし、厄介なことに当時はなかった到着メロディ(「つ~づい~て~る~」のあれです)があるので、かなり難易度高いです。
1回目は「つ~づい~て~る~」が入ったのでボツ。2回目はエスカレーターの注意喚起放送が入ってしまったのでボツ。石屋川に移動して、3回目は風が強すぎてボツ。4回目は減速中に一度惰行になったのでボツ。新在家に移動して5回目も「つ~づい~て~る~」でボツ。(ただし1回目と音をつなぎ合わせれば使えるかなという程度)。もう1度西灘に戻って6回目でやっとギリOKというレベルの音が確保できたって感じです。しんどかった.....w
5500系の他列車サウンドは、加速音は5503F(石屋川)から、減速音は5517F(西灘)から、走行音は9209F(西灘)から収録したものです。(しれっと9000系が紛れてるのは高速走行の音を確保する必要があることと9000系も5500系も元は同じ足回りだからです)
一応やってみて思ったのは、収録する駅の条件は以下の4つかなと。
①地上駅であること(トンネル区間ですれ違う予定の他列車の場合は地下駅であること)
②相対式ホームであること(反対側のホームの列車を録音するのが一番放送の音が聞こえにくくなる)
③極力長いホームのある駅が望ましい(エスカレーター等から離れることで雑音が入る可能性を下げられる)
④駅ではなく停留所であることが望ましい(出発信号機が存在しないこと。これが原因でATSによる速度制限が発生し、減速中に一度惰行に入る可能性が高くなる)
⑤列車停車時に反対側を通過/停車する列車が存在しない駅が望ましい(反対側の列車の音が入ると結局他列車サウンドとしては使えなくなる)
ということで、最初は西灘を選んだのでした。岩屋踏切で踏切の音を収録するつもりだったのもありますが...
石屋川は2,4の条件を満たせず、新在家は3の条件を満たせなかった(どれだけ頑張ってもエスカレーターの音から逃げられなかった)ので、西灘が結局1番でしたね。西灘もエスカレーターの音には悩まされましたが...
他にも高速神戸から岩屋は1の条件が満たせず、大石は5の条件が満たせず、御影は4の条件が満たせず、住吉は3の条件が満たせず...といった感じで、西灘は比較的好条件がそろっています。6両分のホームがあり、なおかつ列車が停車しない場所にも立ち入り可能ですから。魚崎も確か出発信号機が存在しなかったと思いますし、長いホームがあるので条件を満たすはずです。急行系車両の収録であれば魚崎が望ましいのではないかと。
さて、この収録を開始する前に、神戸三宮から西灘まで5000系に乗ることができました。この時やってきたのは5005F。私のお気に入りの編成のうちの1本です。でも5000系は数年以内にすべて5700系に置き換えられることが決まっているので、余命宣告をされた親友にでも会ってきたような、複雑な気持ちになりました...
せっかくなので記念に撮影してきたんですが、これ、どこで撮ったかわかりますか?
実は岩屋踏切から西向きに撮影しています。そして、収録開始前に5005Fに乗っていて、同日中に撮影したということは....もうお分かりですね?降りた後収録に苦戦している間に、5005Fは梅田まで行って折り返してきてしまったのでした。まだ1周には届いていませんが、あと30分もすれば1周できてしまうくらい、時間を使ってしまったのでした。
そのおかげで今日の昼間、普通運用に入っているすべての編成と顔を合わせることができてしまいましたwww
昼間の普通運用に入っている列車は全部で17本(数え忘れがなければですが)
そのうち今日は
5500系 5本 (5550系含む)
5001形 5本
5700系 7本
という内訳でした。昔は5500系列だけで10本あったのに今運用可能な4両編成はたった7本ですからね...(5509Fのリニューアルが完了すれば8本になりますが)たった5本しか運用されていないと、ずいぶん減ったように感じてしまいますが、元が7本しか使えない状態なことを考えれば妥当な数字なんですよね...
また、5700系も今や9編成と、5500系と並ぶ車両数を誇ります。5500系に5550系を含める場合もあるので、まだはっきりと最大勢力になったわけではありませんが、5500系のうち2編成が武庫川線向けに改造されたことを考えると、実質的にはジェットカー最大勢力になったと言えるでしょう。残りの5001形を置き換えれば5700系は15編成になるはずです。
ちなみに本日昼間は、5500系列は5501F,5503F,5515F,5517Fと5551Fが運用に入っていました。
さて、帰ってから早速サウンドを実装したのですが、それがこちらになります。
更新をお楽しみに!!
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、ほとんど休眠期間であったとはいえ、活動10周年を迎えました。今後より一層活動に力を入れていきたいと意気込んでいるところです。そこで、今年の予定をここでご紹介...というか宣言して絶対やるぞと覚悟を決めようと思います。本年の予定としては以下2つとなっています。
1.ホームページ移転(2月)
2.阪神西大阪線更新(2月)
3.あともう1つ何かを公開します。(秋か冬)
順に説明しましょう。
まずホームページ移転について。こちらは来年2月15日より新サイトに移行予定です。活動10周年を迎えましたし、いつまでも古いデザインのまま放置しておくのもなぁ...と思い立ち移転を決定しました。まだ未定の部分も多いので詳細はまた後日ご報告いたします。
続いて西大阪線の更新について。こちらは以前からお伝えしております通り、尼崎車庫の実装、オブジェクトの置き換え、他列車の実装を予定しております。そして公開日は3月20日の予定でしたがホームページ移転に合わせて2月15日公開予定に前倒しします。せっかくなので仮実装の他列車の動く様子を動画でお伝えします。
さて、それに加え、余力があれば秋に網干線を公開するかもしれません。もしかしたら5500系の車両データが先になるかもしれませんし、両方間に合わない可能性もありますが、温かい目で見守ってください....
最悪どちらも間に合わなかったら山陽6000系の車両オブジェクトだけでも公開します。
では、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
活動開始してからそろそろ10年です(後編)
さて、前回は西大阪線制作プロジェクトを中心にお話ししました。今回は私がsimutransに浮気したお話しと表には出ていない色々と中止したプロジェクトのお話もしていきます。
さて話は2014年に戻ります。ここからの6年間、私は迷走に迷走を重ねます。
まずsimutransに浮気。カナダに語学研修で行った時もホストブラザーに教えて一緒に遊ぼうとした記憶があるのでこの当時はすでに遊んでいたと思われます。simutransは今でも時々遊びますが、まあ時代が進むと飽きるんですよねぇ...
そして2014年にもう一つ私の中でプロジェクトが立ち上がります。それが阪神・山陽直通シナリオ計画です。さらに複数の車両も用意する計画でしたがまあ手を広げすぎましたね。一つも完成せずに中途半端な状態で止まっています。一応高速神戸発東須磨行きの山陽普通(?)を作ろうとしていたことは覚えておりますし、手元にデータはあるので再開できますが、2016年にsilky_jet様を中心として阪神本線が梅田から西宮まで公開されましたので私が作る意味もないな、となって止まっております。
そしておそらく2014年か2015年、テスト勉強したくない症候群を発症しまして、NゲージでGMのキットを使って2000系を作ろうとしましたが3両作ったところでテスト期間が終わったので放置
その他RailSimの山陽車両の少なさから自作も試みましたがクオリティに納得がいかなかったこと、技術不足であったことから頓挫。しかしこの経験は現在の5500系の制作に生かされています。
他に阪神の春日野道の駅舎プラグインも作ろうとしましたが、スイッチで島式時代と相対式時代を切り替えられるようにしたもののドアを開く向きは変えられなかったのでこれじゃ意味ないじゃんと言うことでボツ(向きを変えない形でならプラグインも公開できるんですがね。てかこれ前のブログに記事として書いてた気がする)
同様に御影駅を作ろうとしたもののカーブ上にあるせいで調整が難航した挙句ボツ
といったことをやっておりました。
私の身の回りの事情として、2017年に大学に進学し岡山へ転居。2018年には実家から通っても家賃光熱費を計算すればトントンなのとやっぱ少しでも阪神の近くにいたかったので5月に関西に戻ってきました。この年の6月に大阪地震がありましたが、ちょうど時間割の変わる週だったため、地震発生時には自宅におり、特に危険に巻き込まれることもなく済みました。さらにこの年の夏に西日本豪雨があり、以前住んでいた総社市に多くの被害が出たようですが、私自身は関西に戻っていたため大学で多少不便を強いられた程度で特に被害を受けることもなかったと言う、なんとも幸運でした。(幸運なのはこの頃に始まったことではなく、中等在学時から色々幸運なエピソードはありました。一番大きいのは修学旅行でロンドンに行った3日後にパリでテロが起きたことでしょうか...大学受かったのも内定もらったのも運に助けられた気しかしません。いったい私は前世でどれほどの徳を積んだのかと。)
話は戻って2018年に関西に戻ってからバイトに明け暮れるようになります。この頃は自由に使える時間も減っていましたし、その少ない時間を制作に費やすこともありませんでした。一番ひどいのが平日は岡山まで片道2時間かけて通学、休日は大阪まで片道2時間かけて通勤というとんでもない生活圏の広さを誇っていたことさえあります。流石にしんどすぎたので大阪のバイトは3ヶ月で辞めましたが。
そして2020年、新型コロナウイルス感染症の流行により、バイトができなくなってしまいました。(一応伝えておきますが解雇されたわけではないのでバイト先には一切の責任はございません。私の都合です)
そこで時間ができた私は、いよいよ西大阪線の制作を再開します。まずは西九条からホームを手直しします。そこから尼崎及び大物、出来島、福、伝法、千鳥橋の順で順次手直しをし、現在の形に仕上がってなんとか3月20日に公開に漕ぎ着けます。この頃に多数のオブジェクトを作った経験が現在の5500系の制作技術の向上に大きく寄与します。
西大阪線公開当時言い訳記事を公開すると言いましたがそこに書くべき事情は全てこの記事にあります。
さて、ここまでは表に出ているこれまでのお話。ここからは今後の予定をお知らせしてまいります!
まずは皆様にご紹介している通り、西大阪線の次回更新で他列車を実装いたします!
オブジェクトは5500系のみですがほぼ完成。あと1週間ほどで皆様にお披露目できそうです!この5500系は私の持てる技術全てを詰め込んだ自信作です。BVEでの使用を想定しているので手を抜いている部分は多々ありますが、BVE上で他列車として現れる分にはなんら問題ない仕上がりとなっております!
その他、見送った尼崎車庫の実装、いくつかのオブジェクトの置き換えと更新を予定しています。
西大阪線の次は網干線と山陽6000系の製作を予定しています!
そしてその次はいよいよ凍結していた阪神山陽直通シナリオ計画に取り組みます。
またそれとは別に、前編でぽろっとこぼしたBVE作成支援事務所ほどではないにせよ代理公開できる場所を用意する計画も少しずつ進めてまいります!
他にも西大阪線手直し中にこんな関数あればいいのにって思ったのもいくつかあるので、その関数を使えて、自動でマップファイルに変換するプログラムも近いうちに作りたいと思っています。
さてここまで10年間振り返り、未来の計画も少しだけお話ししました。ここから次の10年を考えていきます。
次の10年の目標としては
「次世代のBVE製作者の育成」
でしょうか。私自身まだ人に教えられるほど経験を積んだわけではありません。でも、私の経験を共有し、今後BVEシナリオの制作に挑戦される方を1人でも増やしていきたい。そんな思いを胸に、今後の10年間活動してまいります。
最後になりますが、
西大阪線の製作で多数のアドバイスをいただいたsilky_jet様、
西大阪線の制作アドバイスのみならず車両データの使用許可をくださったすかじゅん様
BVEという素晴らしいゲームを世に送り出してくださったmackoy様
RailSimの作者で、大変お世話になったおかず様
そして5500系の方向幕画像を快く提供してくださり、さらには現在進行形で様々なお願いまで聞いていただいているなっしー様。
割愛しましたが以前親交のあった皆様
最後に阪神5500のホームページ及びこのブログをご覧いただいている皆様
皆様、今後ともよろしくお願いいたします!!
活動開始してからそろそろ10年です(中編)
前回はインターネットに触れたきっかけからBVEで活動開始した頃までお話ししました。今回はRailSimに浮気したところから始まります。
さて、BVE作成支援事務所で代理公開していただいた後、2012年を境に私は一度インターネット上から姿を消します。その後何をしていたのかと言うと、さまざまなゲームに浮気をしておりました。そのきっかけが自宅のパソコンが新しくなり、Windows7となったことでした。(Windows8登場の3ヶ月ほど前であったと記憶しております)
ご存知の方は多いと思いますが、BVE2/4はWindows vista以降はそのままでは動作しません。これはBVEの必要とするdllファイルが削除されたことによります。(完全に余談ではありますが、そもそもOSというものの誕生経緯が、プログラム作者の負担を減らすため、dllファイルをまとめたものを作ろう、と言うことがきっかけだったそうです。)
つまりOSにdllファイルを追加すれば動くようになるので、必要なdllとバッチファイルを用意して設定してやればBVEは動くはずでした。ところがなぜか自宅のパソコンではそれでも動かず、openBVEを使って開発を続けるかBveTs5へ移行するかの2択を迫られてしまいます。
BveTs5では完全にシステムが変わること、また当時コンバーターはありましたが結局手直しが必要なことからBveTs5は諦め、openBVEで活動を続け...ませんでした。大したものを作っていないし、かと言って当時どうすればクオリティを上げられるのかもわからず、勉強しようとさえしなかった私はBVEに飽きかけていたのです。
そしてRailSimに浮気します。そちらでは何度か開発者とやりとりをして、RailSimの不具合を修正していただいたこともあります。一時期RailSimの更新頻度が上がってたのは実は私がバグを踏みまくっていちいち報告していたのも一つの原因だったりしますw
そんなこんなで2年。2014年になります。そこで私は西大阪線制作プロジェクトと出会います。そう、とあるタケちゃん氏と、みそしる氏との出会いです。まあ結局これ2017年11月15日までズルズルと引っ張った挙句空中分解するんですけどね...(みそしる氏はもっと早い段階で抜けておられました。今でも同じ名前の方が活動されているようですが同一人物かどうかはわかりません)
当時でもすでにBVEから離れ気味なのによせばいいのに手を貸そうとなどしたもんで...7年かけて公開には漕ぎ着けましたが大変ご迷惑をおかけいたしました。ただ実はその当時同封しようとしていた5500系はBVE作成支援事務所にあった私の作品をインターネットアーカイブスから落としてきたものだったそうです(5550系だったんですけどね。実は。)
プロジェクト自体は途中までは完了しておりました。BVE2/4版としては一応西九条まで公開に漕ぎ着けたと記憶しております。この辺の細かい事情は西大阪線の公開ページに色々と書いてるんで、そっちみてもらった方がいいかもしれませんね。
プロジェクトのゴールとしては、BVE5に対応したものを公開することでした。中高生3人に作れるようなもんでもなかったと思いますし私がいくら真面目にやろうと完成はしなかったとは思いますが...一応コンバートまではしまして、そこから微調整を始めたわけですがこれが非常にめんどくさい。プロジェクトが空中分解した2017年の段階では尼崎~大物間の線形の修正と、尼崎車庫の地割れ問題に取り組んでいた頃でした。結局阪神なんば線開業10周年を機に大物から先だけ公開しましたがそれには大物以西の修正が間に合わなかった(今でも間に合ってない)と言う事情があります。
昔の画像が残ってたので添付しておきます。地割れした尼崎から大物間と、BVE5へのコンバート直後の尼崎駅です。(なんでローマ字表記つけてたんだろ...出来島だけなぜか小文字だしw)
そして後編へ続きます。