架線が溶ける!!

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はい、鉄道に詳しい人なら悲鳴をあげたくなりますね。エアセクションをパンタグラフが跨ぐ形で停車するとどうなるか、ご存知の方も多いでしょう。確か2015年の夏に京浜東北線でやらかした運転士がいましたね。

そう、普通架線は2本の間で電圧が異なるため大電流が流れ、発熱し、熱で架線が溶けるという大惨事が発生します。そして画像を見ていただいたらわかるように、ドア開けているので停車中なんです。でも全く問題がない。これは一体どういうことだ...?と逆側見たら答えが見つかりました。

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まああくまで予想なんですが給電してる箇所からそんなに距離がないので電圧(電位差)も誤差レベルなのかなと。つまりそもそもエアセクションではなかったと。

もう少し詳しくご説明すると、架線2本跨ぐのがまずいのは電圧が発生し大電流が流れることによります。つまり、そもそも電圧が発生しないのなら架線2本跨いでも問題ないんです。

山電に詳しくない人は、でもそれならなんでここに架線2本あるのかって新たな疑問が生まれることでしょう。撮影場所は飾磨駅です。そしてこの電車、2番線に停車しているわけですが、2番線ってホーム出てすぐ分岐があるので、給電設備を設置するスペースが写真の場所にしかなかったんじゃないかと。

憶測がかなり入り混じった記事になりますが概ね合っていると思います。